歯周病治療|名東区の歯医者さん「東名歯科クリニック」

愛知県名古屋市名東区社口1-511
当院では、その人の歯周病の進行度合いによりますが、まずは薬を用いた内科的なアプローチで症状の改善を目指します。進行度合いが軽微な場合には、外科的な治療を行わずに改善することもあり負担の少ない治療法です。
丁寧なカウンセリングと口腔内のチェック、無料の顕微鏡検査をもとにきちんとした治療計画を作成。そのうえで、飲み薬、塗り薬、薬液の洗浄などで徹底的に歯周病菌の除菌を行います。
治療後、もう一度顕微鏡検査を行い、患者さんご自身に歯周病菌がどれだけ減ったかを確認していただきます。実際に歯の出血やネバつきなどが改善していくのが体感できるでしょう。
また、歯周病は細菌の有無だけで症状が進行するわけではありません。生活習慣病のひとつなので、ブラッシングの仕方や歯ぎしりなどの咬合性外傷で歯肉にダメージがかかっていることもございます。当院の強みはそのような場合でも、一口腔単位で診療するので、歯周病の改善を目指せることです。
歯周病は放っておくと、どんどん状況が悪くなります。悪い状況を断ち切り、良いスパイラルにしていくためにも是非早期に歯周病検査をお受けください。
成人の70%が歯周病といわれています。
(平成11年厚生労働省歯科疾患実態調査概要より推定)
歯周病は読んで字のごとく「歯の周りの病気」です。
歯を支える歯肉や歯槽骨の組織をじわじわと破壊する歯周病は「静かな病気」といわれるほど気がつきにくい病気です。
気がついたときには意外に進行しているケースが多く、成人の歯の抜ける原因として歯周病によるものが増えています。
口の中は細菌がいっぱいです。
歯磨きが正しく行われず、食べカスが残っていると細菌はこれをエサに増殖しプラークと呼ばれる菌塊をつくります。
このプラークが歯肉や歯を支える歯槽骨、セメント質、歯根膜などに炎症を起こします。
この細菌因子に喫煙などの環境因子、病気(糖尿病など)、噛み合わせなどがからみあって悪化します。
初期の段階であれば歯磨きでプラークを取り除き、歯科医師や歯科衛生士に
歯石を除去してもらうことで治っていきます。
しかし放置するとポケットはますます深くなり、歯を支える歯槽骨が溶け始め歯周病となります。
炎症が歯槽骨に達した段階でも痛みを感じないのがほとんどで、
気がつくと歯槽骨の破壊が進んで歯がグラグラということもあります。
正常な歯肉
軽度歯周病
中等度歯周病
重度歯周病
まず、綿密な診察を行って病気の実態を調べ、原因を明確にした後、治療に移ります。
治療の内容は症状や進行の程度により決められますが、通常次のような治療が行われます。
スケーリング
ヒノポロンの塗布・マッサージ
ペリオフィールの注入
歯周外科手術
最近になってプラークの病原性細菌は、口の中で悪さを働くばかりでなく、 増えてくると唾液や血液の中に入り込んであちこちに飛び火し、全身に深刻な影響をおよぼしかねないことがわかってきました。
高齢者に多い嚥下性肺炎、敗血症、心内膜炎、早産、低体重児出産などとの関連性が指摘されています。
毎日、きちんとブラッシングをして丁寧に歯垢を取り除くことが大切です。
ただし、[磨いている]と[磨けている]は異なりますので、歯科医にしっかりとしたブラッシング方法を学びましょう。
歯垢を放っておくと、石のように固い歯石になります。
こうなるともう日常のブラッシングでは取れません。
少なくとも半年に一回は定期健診に行き、歯石除去と歯の健康チェックをしてもらいましょう。
歯周病は、初期のうちなら完治することができますし、かなり悪化しても、現在は治療法の進歩で、適切な治療とセルフケアをきちんとすれば、抜かなくてもすむケースが多くなってきました。
※少しでも自覚症状があったら、痛みがなくても積極的に診察を受けましょう。
■歯ブラシの持ち方
鉛筆を持つような感じで軽く持ちましょう。
■歯ブラシの当て方・動かし方
歯と歯肉の境目に45度~90度の角度で当て、横に細かく振動させます。歯周病の方は45度、一般の方は90度で磨いて下さい。
■磨く時間、回数
歯みがきは毎食後に毎回行うのが理想的です。
■磨く順番
約10分程度かけて、歯の一本一本を丁寧に磨きましょう。
歯周病を予防するには、歯の面に歯ブラシを直角に当てる「スクラビング法」で歯をまんべんなく磨きましょう。
歯ブラシの毛先を歯と歯肉の境目に90度程度の角度で当て、横に細かく微振動させます。大きく動かすと毛先が寝てしまうので、細かく動かすようにしましょう。
初期の歯周病では、歯茎に45度に当てる「バス法」があります。
毛先が歯周ポケットに入るように、歯と歯茎の境目を小刻みに左右に動かす方法なのですが、健康な歯と歯茎でこの方法で力強く磨いてしまうと、歯肉が下がることにつながる可能性があります。
磨き方や力の入れ過ぎには注意しましょう。
どんな症状なのか、どう治療してほしいのか等わかる範囲でご記入下さい。
治療に対する不安や悩みなどをお聞きいたします。
お口の中をレントゲン撮影します。 歯並びや目に見えない悪い部分がないかチェックします。
お口の中を診察いたします。 むし歯がないかなどもチェックし、総合的に治療していきます。
治療する前の状態をカメラで撮影し、その画像を患者様とパソコンの画面で確認しながら治療内容を説明します。
だ液を少し採取し、歯周細菌を確認します。
歯周病の診断書をお渡しいたします。
本格的な治療は次回からになります。
症状に合わせて治療計画を立てさせていただきます。
治療内容についてもしっかりとご説明いたします。
顕微鏡でお口の中の菌を確認してみましょう!
もし、顕微鏡で歯周病菌やカビ菌がいることがわかったらどうしよう・・・。
まったく心配いりません!
その菌が特定できれば、その菌をターゲットにして正しいお薬を投与する事により、退治することができるのです。
お薬は菌によって、メニューが変わります。
したがって、顕微鏡によるチェックが必要なのです。
上の図は、初診の菌叢(きんそう)の状態です。
歯周病菌やカビ菌がたくさんみられます。
下の図は、1週間後の非常にきれいになった菌叢の状態です。
自覚症状も減っています。
「最近痛くて歯が磨けない」とお悩みの方。
歯ぐきの痛み、出血、腫れがみられます。
腫れもなくなり、歯ぐきの色もきれいなピンク色になりました。
「すごく気持ちいい」と実感できます!
ハミガキをがんばることと、定期健診をうけること、そして、顕微鏡のチェックを受けることが大切なのです。
これまでと、やることはほとんど変わりません。
一番変わったことは、お口の中に悪い菌がいると知ったことなのです。
顕微鏡を見る事で、菌叢を確認することができ、きちんとした説明を受け、これからどうやって管理すればよいのか相談していくことができます。
顕微鏡を用いたしっかりした管理が重要です。
なんとかしたい歯周病、人に言えない審美の悩み、
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