愛知県名古屋市名東区社口1-511
コラム
2026.10.14
むし歯は、自分ではなかなか気づかないうちに、少しずつ進行していく病気です。痛みが出てからでは、すでに削って詰める治療が必要になっていることも少なくありません。
だからこそ大切なのが、「早く見つけること」です。
歯の表面が白く濁って見えるのは、「初期むし歯(脱灰)」のサインです。この段階では、まだ歯に穴はあいていません。フッ素を使ったケアや、歯みがき・甘いものの摂り方の見直しによって、歯が元の状態に戻る「再石灰化」が期待できます。
むし歯が進んで穴があくと、もう自然には治らず、削って詰める治療が必要になります。そして、一度削った歯は、元の丈夫さには戻りません。
また、いちど治療した歯が再びむし歯になり、また治療が必要になる……という繰り返しに陥りやすいのも、むし歯の特徴です。早い段階で生活習慣やお口の中の環境を整えれば、この繰り返しを断ち切り、自分の歯を長く守ることができます。
初期むし歯かも?セルフチェックしてみましょう
当てはまる項目を数えてみてください。
① 見た目のチェック
② 痛み・しみるかどうかのチェック
③ 生活習慣のチェック
④ お口の中の環境のチェック
痛みがなくても、むし歯は始まっていることがあります。早く気づくほど、歯を削らずに守れる可能性が高まります。気になる症状がある方や、しばらく検診を受けていない方は、お気軽にご相談ください。
「親子でスプーンやコップを共有するとむし歯菌がうつる」ことは、以前から広く浸透されてきました。ところが令和5年に、日本口腔衛生学会が新たな声明を発表しました。
最新の研究では生後4か月頃にはすでに母親のむし歯菌が赤ちゃんに移っていることが確認されています。日々のお世話やスキンシップの中で赤ちゃんは親のだ液に触れるため、離乳食開始よりも前から口腔細菌は感染しているのです。
むし歯に関連する複数の要因を調べた研究では3歳児において親との食器共有とむし歯との関連性は認められなかったと報告されています。
食器共有やスキンシップを制限するのではなく、子どもに菌がうつっても定着しにくい環境を作ることが重要です。
☑赤ちゃんと触れ合う大人側が口腔ケアを徹底するのが最も効果的です
☑お母さんだけでなく家族全員で治療・検診をしっかり受けましょう
☑半年に一度は定期検診を受け、虫歯菌の数を減らしましょう
☑おやつは時間と量を決めて、ダラダラ食べを止めましょう
☑とくに寝る前の甘い飲み物(ミルク・ジュース)は控えましょう
☑フッ素入りはみがき剤を使用しましょう
☑ご家庭でのケアに加えて、歯科でのフッ素塗布を受けましょう
正しいケアを続けていればむし歯は予防できます!あまり心配し過ぎずスキンシップも大切にしてください❤
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