愛知県名古屋市名東区社口1-511
コラム
2026.07.15
歯の健康診断で、あるいは歯に何らかの症状があり「歯周病」と診断された患者からよく聞く言葉です。このように言われる人で歯周病が進行していることが多かったりします。そういう人は「ムシ歯菌が少なく歯周病菌が多い」歯周病菌優位の口の中の状態になっています。そのためムシ歯にはなりにくい反面、実は歯周病になりやすいのです。
このようなタイプの人はムシ歯ができないこともあり、たいてい何年も歯医者にかかっていません。そのため口の中を診察すると歯周病がかなり進んでしまっていることも多いのです。
なぜそうなるかというと歯周病菌とムシ歯菌の性質が異なっているためです。
ムシ歯菌が増えると酸が生成されるため口の中が酸性に傾きます。
するとアルカリ性の環境を好む歯周病菌は、酸性の環境では生息しにくいため減少します。
逆に口の中がアルカリ性に傾くと、アルカリ性の環境を好む歯周病菌が増えて、酸性の環境を好むムシ歯菌が生息しにくくなるため減少します。なお中には歯周病菌とムシ歯菌の比率が拮抗している人もいます。
そのため、しっかり歯みがきをしていればどちらも予防できるだろうと思ってしまうかもしれません。 しかし歯の表面で増殖するムシ歯菌と違い、歯周病菌は歯と歯肉のスキ間の中の歯周ポケット内に歯垢を形成します。それぞれ棲んでいる場所が異なるのです。
ムシ歯になったことがないからといって歯周病にもならないとは限りません。
むしろムシ歯になったことのない人は歯周病菌が優位な可能性もありますので、歯周病を疑った方がよいかもしれません。初期の歯周病はムシ歯のような痛みを伴わないため、気づかないうちに悪化している場合があります。定期的な検診が必要なのはこのような理由によります。
なんとかしたい歯周病、人に言えない審美の悩み、
お気軽にご相談ください
診療時間
月~金 9:30~12:30/14:30~18:30
土曜 9:00~12:30/14:30~17:30
休 診 日
木曜・日曜・祝日