口臭の原因90％は口の中｜名東区の歯医者さん「東名歯科クリニック」

口臭にはいくつか種類があり、その中で最も多いのが病的口臭です。

「病的口臭」には口腔内の病気が原因で発生する口臭と呼吸器や消化器官の異常など体の病気で発生する口臭があります。

特に口腔内の病気によるものが多く、口臭の90％以上を占めています。

1．口腔疾患による口臭

・歯周病

口臭の原因の多くは歯周病です。歯周病は進行すると揮発性硫黄ガスが発生し、強烈な口臭を生じます。

・むし歯

むし歯の穴につまった食べかすが腐敗して悪臭を生じます。

・舌苔

舌の表面に付着した細菌のかたまりで口臭の原因になります。

・ドライマウス

唾液の分泌量が少なくなると、細菌が繁殖しやすくなります。

・入れ歯の清掃不良

入れ歯は汚れが溜まりやすく、毎日清掃しないと口臭の原因になります。

2．全身疾患による口臭

鼻や喉、呼吸器系の病気、消化器系の病気、糖尿病、肝臓疾患など

◆口臭の予防・改善方法

■セルフケア

・毎食後、ていねいなブラッシングを心がけましょう。効果的な方法を指導・アドバイスいたしますので、お気軽にご相談ください。

・フロスや歯間ブラシ、舌ブラシ、洗口液などの清掃グッズも併用しましょう。

■歯科での専門的ケア

・口臭は歯科で定期的なクリーニングを受けることで予防ができます。

・歯科で適切な治療を受けることで、ほとんどの口臭は改善が見込まれます。